桜修館 令和4年適性問題解説会
桜修館受検生のみなさん、こんにちは。
桜修館セミナー 講師の新井です。
5月28日 ( 土 ) に、桜修館で令和4年度の適性問題解説会が行われました。
今日は、解説会の内容を振り返ってみましょう。
桜修館の目標
はじめに、石崎校長先生より桜修館の学校精神、つまり目標について説明がありました。
一番大きな目標は、今まで通り、 「 真理の探究 」 です。
ホームページやパンフレットでも、高い知性と広い視野と強い意志を持ち真理を探究すること、と書かれています。
そのために、
①ものごとを論理的に考えること
②身近な生活に基づき、ものごとを的確に表現すること
が重要だと説明がありました。在校生の様子も踏まえ、改めてそう感じるとのことです。
適性検査で合格するために大切にしてほしい3つのこと
次に、石崎校長先生は、以下3つのことを大切にして桜修館を受検してほしいと主張されました。
①小学校の勉強を大切にしよう
②広く社会に関心を持とう
③たくさん本を読んで表現力をつけよう
これら3つを通じて、自分の言葉でひとに伝える力、つまり教養を身につけてほしいとのことです。
インプットよりアウトプットを
書くこと、話すこと、表現すること
この説明は、コロナ前の令和元年度の説明会で鳥屋尾校長先生がおっしゃっていた内容とも重なってきます。
令和4年度適性検査解説
適性2 算数解説
思考判断表現をみたい。
問1
英語のコンピュータ処理の問題
9%ありきで解答しない。
記号の交換により、9になる根拠をつかまなければならない。
問2 実演
分配装置で何度も実演してこの結論を得た
対称性 14641 と12346 の違いを見て判断
塞がなかったところの答えは変わらないはず
問3
速読力が重要。問題のなかから重要な情報を拾えるか。
適性1
問題1と2は まるまるを見る問題
問題3は読解力をみる問題
時間を取りますので、文章Aを読んでみてください。
クマノミ と イソギンチャク の関係を、ききなれない言葉、相利共生 という言葉でまとめていますね。
文章Bは、私たちは生物にお世話になっている、とかいてあります。
前半は、生物が多少いなくなっても構わないのでは?と書いています。
後半は、それだと実は困る、生物多様性こそ大事だ、と書いてあります。
問題1 相利共生 具体例
相利共生は、Aの最終行に書いてあります。
自分の知っている相利共生の意味を書くのではなく、本文で触れられた相利共生の意味を答えてください。
問題2 生物多様性
安定して維持する、というキーワードが見抜けるか。
問題3
ぜひ体験を入れてほしい。
「生態系」のなかで キーワードを使おう。
筆者が共通して述べていることを考えよう。
論理国語と適性1について
論理とは考え方のこと。客観的に事実を捉えること。
日頃の生活を大事に。行事、委員会も。
歌も、運動も、大切に。
適性2大問2・3
???あとできく。
自治会役員からの挨拶
4年+2年
適性検査よくある質問
桜修館の良さは自由と自治
縛りが少ない
適性検査は知識が不要ですが、反面、しっかり応用する力が重要
作文はとくに長く重い。文章で伝える力を。
適性2は、出題傾向が限られている。
塾には行った方がよい?
5年生のうちから私立対策した。
6年夏から並行して桜修館対策をはじめた。
塾に行かずに天声人語の要約をひたすら練習した。
学校生活の中から作文に使えそうな題材を日々探していた。
>> 次回は桜修館適性検査I (作文)について