桜 修 館 受 験 対 策 セ ミ ナ ー

桜修館作文を攻略するために必要な緻密さ、読解力、応用力

桜修館受検生のみなさん、こんにちは。
桜修館セミナーです。
今日は年々難化する桜修館作文試験で、高得点を取るためにどのような能力が必要か、まとめました。

直近4年間の桜修館作文の傾向変化

令和2年度の桜修館中等教育学校適性検査Ⅰ(作文)の難化は、大きな話題となりました。

そもそも桜修館作文の傾向変化は、平成29年度から始まっています。

さらに背景には、平成27年度に試験科目名が ” 作文 ” から ” 適性検査I ” と名称変更されたことが挙がります。

それは、主体性、発想力を兼ね備えながら、正しい文章の型で矛盾のない文章を書けるかどうかという検査基準から、
他の都内公立中高一貫校の作文問題に寄り添いながらも、これまでの独自性をどのように踏襲していくかを熟考した出題傾向の変革と言えるでしょう。
平成28年までの出題は、平成18年よりスタートした作文試験の基本姿勢からずれることはありませんでした。
これは、短い詩やイラストなどの簡潔な資料からその出題意図を読み取り、自分の考えを書くものです。

平成28年度までの書き方の手順

これまでの桜修館作文の指導において留意されてきたものは、以下の4点にまとめられます。

① 資料から関連性のある主張を立てる
② 主張について、具体的に説明する
③ 関連した体験を織り交ぜる
④ 体験を通じて考えたこと、解決策を書く

大切なことは、抽象的な資料から具体的な主張を導く 「 発想力 」 と、説明、体験、解決策といった 「 関連性 」 を持って作文を書き上げることでした。

この時代であれば、作文内に、健やかな小学校生活を送ったと思われる生き生きとした表現や、課題に直面した場合も前向きに解決策を導き出せるような意欲が感じられれば、及第点に至ったでしょう。

平成29年度以降で求められる作文能力

しかし、難化傾向にある平成29年度からは、この手順のみでなく、さらに高度な能力がなければ合格者水準の作文とは言えなくなってしまったのです。
桜修館セミナーでは、以下3点が追加されたと分析しています。

① 問題文から必要な条件を抜き出し、訊かれたことに正しく答えるという緻密さ
② 取り上げられている2つの文章の主旨を正しく理解する読解力
③ 主旨を自分の体験に置き換える応用力

つまり、近年の桜修館適性検査Ⅰの問題は、作文という枠を超え、これに特化した独自のカリキュラムを粘り強く演習しなければ太刀打ちできるものではありません。

特に令和2年度の問題は、この難化が顕著でした。

「 教養 」 をテーマに掲げられた2つの文章は、都内で言えば独自問題を作成する難関都立高校のレベルであり、これを理解するためには、これまで大手塾で対策していた都立中高一貫校の対策では難しいでしょう。

桜修館セミナーの作文対策では、難化した桜修館作文に対応するために、作文攻略に向けて徹底指導し、読解力の向上、多面的な視野を持ち建設的な文章を書けるような指導を行っています。

桜修館逆転合格の鍵は、 ” 要約 “ にあると考えています。

 ” 要約 “ の良し悪しについては、実際に通塾されたあとにご検討ください。


さぁ、しっかり対策を行い、
桜修館中等受検合格を勝ち取ろう!


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