桜 修 館 受 験 対 策 セ ミ ナ ー

第6回 桜修館 受検対策 受検体験記
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 桜修館 受検対策 受検体験記 〜 n o n – f i c t i o n 〜 

10年以上、桜修館 受検生を何人も何人も送り出してきました。
一緒に勉強した生徒はどの子も忘れられません。

今回は、実際の受検生のエピソードについてです。

実際の合格した子、惜しくも不合格の子のエピソードから、
合否の分かれ目について考えてみましょう。

① 強い意志を持つ Aさん

当時、桜修館の対策はまったく情報が出回っていませんでした。
ようやく大手塾が適性検査対策コースを開講したころ。

作文と適性検査、最優先で対策するべきなのか?
講師陣の間でも“ 作文派 ”と“ 適性検査派 ”に大きく分かれました。

この件でAさんと話をしました。
大手塾に不満があり、こちらを訪ねてきてくれた子でした。

Aさんはこう言い切ります。

「 桜修館は作文の学校だと思います。
いくら適性検査ができても、作文ができないと合格できないと思います。
先生、わたしに作文を教えてください。全部吸収してみせます。」

そのアツい思いに胸を打たれました。
スグ、Aさんのためだけの専用の作文カリキュラムが構成され、
彼女は見事、桜修館合格を勝ち取りました。

これは、作文が大事な学校か?
それが合っているのか合っていないのか?のお話ではありません。

決して他人任せにせず、作文こそが合格の鍵であると確信するまで、自分で過去問をやり込んだこと。
合格に必要な実力をつけるために周りを変えていくエネルギー。

決断し、信じた方向に突き進むAさんの行動力が、
彼女を合格へと導いたのでしょう。

② 難問・奇問が大好きなBさん

Bさんは小学3年生に入塾しました。
入塾した時点で英検準2級、漢検3級を持っており、
その頭の良いせいで、学校の勉強がつまらなくて仕方がないようでした。

その様子に対し、まず学校のテストが満点であることが前提であることを何度も伝え続けました。
桜修館入試にとって学校の成績は非常に重要だからです。

しかし、本人が興味をしめすのは難問・奇問のみ。
さらに英検の上の級や、数検に関心を示し続けました。

何年も学校の勉強をきかず、好き勝手に難関校の難問に挑み続けた結果、
6年生になった時にはB美さんはまったく学校の勉強についていけなくなっていました。

当然、肝心の第一志望の桜修館の学校レベルの知識問題もできず、残念ながら桜は咲きませんでした。

難問が解けること = 頭がいい、ではないです。
その場に応じて正しい答えを即座に出せることが頭の良いことなのです。

桜修館受検生は、なによりも基礎的な問題を間違えないことのほうが重要です。

③ イメージのチカラ Cくん

桜修館の近くの図書館を貸し切り、模擬試験を行ないました。
2月3日の本番と同様の時間割で進めていましたが、
この時、Cくんは30分の休み時間を利用し、桜修館に行きました。

そして、持ってきたデジカメで桜修館の正門を何枚も撮影しました。

その日以来、Cくんは1日1回、そのカメラにおさめた桜修館の写真を眺めました。
そして、桜修館に通っている自分を強く強くイメージしたそうです。

また、模試など遠出した際には、必ず帰り道に都立大学駅に寄り、
桜修館までの道のりを往復していたとのこと。

Cくんの成績は良くはなく、公立中高一貫校模試の判定では苦戦が続きました。
しかし、結果は合格を掴むことができました。

絶対に桜修館に通う!という強い意志と
通学している具体的なイメージを持って臨んだ結果といえるでしょう。

④ 勝負は2月3日 Dくん

Dくんは他の受検生より比較的、早く対策を始めました。

6年の4月に受けた模試の結果は非常に良い。
ゴールデンウィークの時点で桜修館のすべての過去問が解き終わっていました。

さらに手を緩めず夏休みにかけて過去問を何度も解き、全年度満点を叩き出せるようになりました。
作文も論理的でわかりやすく、大人顔負け。

誰もがDくんは合格確実!と噂しました。

ところが、9月以降徐々に失速し始めます。
結局ずるずるとDくんは絶不調のまま、桜修館受検当日を迎えてしまいます。

桜修館の前で激励をしていると、死んだ魚のような目をしたD斗くんがいました。
そのような状態でベストを尽くせるわけでもなく、
結果は………………。

受検までテンションや学力を維持する難しさを痛感させられました。

中学受験は120%の実力で臨むべきものです。
万全を尽くした受検生が、さらに実力以上の点をもぎとってはじめて合格する。
それが桜修館受検です。

⑤ 死に物狂いで騒ぐ桜修館受検生

2月3日の桜修館の適性検査が終了しました。
塾には解答が知りたくて、たくさんの桜修館受検生が集まっていました。

まだ中学受験の最中ではありますが、ほとんど第一志望校が桜修館の受検生なので、
この日、張り詰めていた緊張は一気にほぐれています。

ひと段落ついたということで、その夜
ピザパーティを子供達が企画し、私もその席に呼ばれました。

ちょうどパーティーが始まる時です。
2月3日午後入試の時点で、午前午後入試含め、まだ1校も受かっていない私立受験生から、
緊急で算数の授業をしていただけないか、と突如、連絡がありました。

連敗が続き、塾からもらってるテキスト(予習シリーズ)を
見たがよくわからない問題がたくさんで、不安でいっぱいとのこと。

中学受験は学習内容以上に、メンタル面で勝敗が決まることも多いので、
授業をすることで不安が少しでも和らぐなら、と緊急で授業の準備に取り掛かりました。

やってきた私立受験生は当然本気で、明日はどうか受かりたいとの思いで、
保護者とともに最後の算数の授業を受けに来ていました。

こちらも真剣に、明日の学校に出そうなところ、出ないところ、とアドバイスをしていきます。

明日の合否をかけ、死に物狂いで最終調整をしている私立受験生。

「 ピザはまだ頼めないのか。これじゃ、ピザパーティがはじめられないじゃん。 」
真横でピザが食べれないと死に物狂いで騒ぐ桜修館受検生。

それを鎮めて、応援しようとする桜修館受検生。

結局、連敗中だった私立受験生は2月4日の試験で無事第一志望に合格しました。
桜修館受検生たちからの応援が心の支えとなったとのことでした。

一方、ピザパーティができないことで不機嫌になった桜修館受検生は、残念な結果に。
そして最後まで私立受験生に応援の言葉をかけていた桜修館受検生の結果は、合格でした。

普段の振る舞いや態度は、作文や適性検査のなかに反映されてしまうのです。
他人の立場や心情を想像することができないなら、桜修館には合格できないのです。

⑥ 模試全国1位 Eくん

6年、11月。
すべての受検生が本気を出して臨む公立中高一貫校の全国模試で、Eくんは全国1位でした。
しかし、Eくんの合格の報告は聞けませんでした。
全国1位を取ったのになぜ???

原因は2つ考えられます。
1つ目、それまで根つめて勉強してきた緊張の糸が、全国1位の達成によってプツンと切れてしまったこと。
2つ目、公立中高一貫模試と桜修館の傾向がズレていたこと。

桜桜修館は都立中高一貫校の中でも独創性あふれる難問を出す伝統校です。

一方、公立中高一貫校は一般的に、地方公立高校の附属中学校という位置付けが強く、
全国的にはオーソドックスでストレートな問題を出題する学校も多いです。

全国模試も、桜修館のようなとがった問題よりも、よくある内容の問題になりがちです。
したがって、そうした問題が解けても、桜修館の問題が解けるとは限らないのです。

模試で良い成績だから2月3日も安心ということは、桜修館受検に関しては言えないのです。
あくまで模試は目安程度に考えましょう。

偏差値30で受かった例も知っています。
Eくんのように偏差値70でダメだった例もあります。

大切なのは、あきめないこと、絶対、当日最後まで気を抜かないことです。

⑦ 自主性の大事さ Fさん

もうすぐ桜修館受検本番のFさんに、どうして桜修館を受検したいのか聞いてみました。
すると、「 お母さんに訊いてみないとわかりません。」との返事。

不合格を確信させる一言でした。

保護者の許可なく何かを行うこことを禁止する教育方針のご家庭もあるかと思います。
しかし、桜修館受検を考えのご家庭においては、お子様の自主性を尊重してあげてください。

お母様が桜修館が良い学校と感じたから子どもに勧めてみた。
きっかけはもちろんそれで良いです。

しかし、ひとたび桜修館受検を決めた以上、子どもの中に桜修館を受検する明確な理由を持ちましょう。

桜修館以外にも学校はたくさんあります。
その中から桜修館を自分で選んだことの意味がわかる受検生だけが、桜を咲かせることができるのです。

⑧ 合否を分ける判断力 Gさん

桜修館の出題傾向が大きく変わり、2年が経とうとしていました。

算数の難しさは年々上昇し、それに耐えられるな受検生を育成すべく、
予習シリーズを中心に、私立の難問が解けるよう桜修館受検生を鍛えていました。

Gさんも例外ではなく、たくさんの対策をしました。
先生たちも算数が合否を分けると判断し、とくに対策に力を入れていました。

ところがところが、その年、出題された算数は私立顔負けの難問揃いでした。
………絶望。
………………ぴえん。

Gさんは、当日、算数を一読し、一問も解けないと即、判断しました。
そして難問群には一切手もつけず、残りの社会と理科だけで合格点を目指します。

算数の配点は最も高いので、算数の得点で合格するのは至難の業です。
しかし、その受検生は算数を捨てた分で、普段よりもじっくりと社会理科に取り組み、見事合格しました。

この判断をできるのは、当日試験会場にいる受検生本人だけです。
それまで勉強してきたことを本当に信じ、
そして自分を信じられる受検生だけが、的確な判断をすることができるのです。

まとめ

合格も、そうでなかった結果も、それぞれ理由があります。

みなさんの受検は1回しかないからこそ、
これまでの受検生の体験を参考にしてください。

先輩たちの体験を通じて、自分はどんな桜修館受検にするのか、考えてみましょう。

さぁ、しっかり対策を行い、
桜修館中等受験合格を勝ち取ろう!


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